漏水の修理

          建物外部で漏水している場所を探すのはなかなか大変な作業   水道局にある給水装置図面と現況をみて、給水管を切断する箇所を決めます   切断をし水を止めた箇所と水道メーターの間で圧をかけてみて低下するようなら、この間で漏水していることが分かります               範囲が特定できたら、次は一番漏水が起こりやすい水道管の接続部分を探します   下の写真に写っているワイヤー状の物を切断した部分から入れ、伸ばして行った時の感覚で接続箇所を見つけます   まさに職人技   反応のあった位置でワイヤーに印をつけ撤去、今度は地上でワイヤーを伸ばして行きます             すると、散水栓の位置とピッタリ!   水受けのパンが設置されていたのでコンクリートを斫りながら撤去   接続部分の鉄が錆びていて水が漏れていました   二ヶ月間で約4000リットルの水がここから…               接続部分を取り替え、散水栓とパンを元通りに設置してモルタルで補修   水道メーターのパイロットが回っていないことを確認   これで完成です   知識と経験と技術がないと出来ない作業だと思います          ]]>